記事がわかりやすいと思ってもらうには?脳の記憶法を知ろう

今回はわかりやすいと
思われる記事を書くために
大事なことを話してみようと思います。

ただ記事を書くだけでは
気づきにくい部分だと思うので
ぜひ意識してみてほしいですね(^^)

 

◆脳の記憶についての理解◆

 

これまでマニュアルでも
購入者通信でも分かりやすさは
とても大事ですよとお伝えしてきました。

どんなに優れたことが書いてあっても
分かりにくかったら台無しですよ、と。

今回はそのことを深堀りしてみます。

今までは「見やすさ」にフォーカスして
分かりやすさを説いてきました。

一行の文字数や改行、空白などですね。

今回はもっと根本的な
脳科学的な観点からお伝えします。

脳の記憶領域には
1次記憶と2次記憶があります。

1次記憶は短期記憶ともいい、
小さな作業台のようなものです。

2次記憶は長期記憶ともいい、
容量も覚えておける時間も
ほぼ無限だと言われています。

わかった!と思えるのは
情報が2次記憶に入ったときなんです。

2次記憶にはこれまで経験してきたこと、
健康、旅行、娯楽、勉強に関することなどなど
様々な種類の引き出しが存在しているそうです。

脳は入ってきた情報を
とりあえず1次記憶に入れます。

そして2次記憶にある
引き出しの種類と照合して、
どこに入れるかを決めています。

新しい言葉や概念を聞いたときは
瞬時にわかったとはならないですよね?

それは2次記憶のどの引き出しに
入れていいかわからないからなんです。

そこでどの引き出しに入れるか判断するために
情報を細かく分解し整理するように働きます。

1次記憶でいろいろ処理するわけですね(^^)

 

◆分かりやすい記事とは?◆

 

ここからが重要です。

分かりやすさとは何か。

それは情報が脳に入りやすいかどうかで
決まってきます。

いろんな記事を読んでいて
分かりやすいと感じる時と
分かりにくいと感じる時の違いは
何でしょうか。

分かりやすい記事は脳の情報処理が少なく
負担が軽い記事を指します。

脳は情報を分解して理解しようとするので
その行程が少ないほうが記憶しやすくなります。

つまり、分かりやすいの極意は
分けることにあるのです。

難しい専門用語を説明する際は
いろんな単語を使いますが
それは見方を変えると
細かく分解していることになります。

読み手の脳内にあるであろう引き出しと
なるべく照合しやすいように書くように
書き手は意識する必要があるんですね!

だから例え話は分かりやすいので
素晴らしいツールになるわけです。

文のブロックをなるべく小さくしたり、
見出しを書くのも分かりやすさに
大きく関係してきます。

3部構造などが分かりやすいのは
記事を小さく「分けている」からなのです。

少々ややこしい話でしたので
簡潔にまとめてみます!

・記憶領域には一次記憶と二次記憶がある

・一次記憶で情報処理した後、
二次記憶に入れられるかが決まる

・分かったと思える瞬間は二次記憶に入ったとき

・一次記憶の情報処理が少ないほど
分かりやすいと思えるようになる

・分けるが分かりやすいに繋がる!

丁寧な解説をするためには
言葉や概念を細かく分割するということ。

そのためには取り組むジャンルについて
リサーチを重ねて物知りになる必要がある!

そう、全てに繋がってきますね(^^)

説明が難しいところでしたので
もしかしたら分かりにくく
なってしまったかもしれません(笑)

僕もまだまだ修行中でございます。